バイオフィルム除去器材
何を用いるか、どのような方法で・・・。とくに決まりはありません。
薬剤
薬剤にはいろいろな種類があり、一つにこだわる必要はありません。
3DSはまず歯の表面に有る細菌が多く含まれて居る膜(バイオフイルム)を物理的に破壊(P,M,T,C)し、ドラッグ・リテーナーによって最適濃度薬剤を歯の表面に局所作用させる事で、細菌の再付着を抑制する化学療法です。
また、最近のお子様は、あまり硬い食べ物を好まず、ハンバーグ、ラーメン、インスタント食品等、柔らかい食べ物をよく好んで食べる為、アゴの骨の成長が悪くなり、歯の生える場所がなくなり、歯並びの悪いお子様が多くなりました。
硬いものを、よく噛むということで、アゴの骨は成長します。たとえば、スキーで骨折してギブス固定し、数ヶ月後、除去すると、細くなっていたりします。
柔らかい食べ物ばかり食べて、アゴをよく動かさない子供は、ずーっと、ギブス固定している状態といっても過言ではないのです。全ての骨は、動かさなければ成長は、悪くなるのです。
う蝕(虫歯)に関与するミュータンスレンサ球菌(MS菌)は歯面にしか定着できず、その他の口の中に居る多くの菌は歯面にも粘膜(はぐき)にも定着が可能であるという性質を利用しての3DS治療です。