歯科青木の「衛生管理・院内感染予防への取り組み」
当院の患者様には、不安を持ったまま治療を受けて頂きたくありません。そこで、当院が行なっている、衛生管理、院内感染予防対策についてご紹介します!
先ずは、治療に使用した医療器具・診察台は、患者様が変わるごとに消毒しています。
又、治療に当たっては手袋、コップ、ヘッドカバーなどの使用品は、環境に優しい使い捨て製品(ディスポーザブル)を全て患者さまごとに交換しています。患者様目線に立ち考え、できるだけ不快感なく治療をお受け頂けるようにすることと院内感染予防対策の一部して行っております。そして、実際に
治療に使用する医療器具が以下の4段階の消毒・滅菌を行い、清潔で安心して治療を受けて頂ける様、こだわりを持って取り組んでおります。
使用済み医療器具の4段階完全滅菌消毒法
1・薬液による消毒滅菌
消毒の基本は、洗い流すことですが当医院では、先ずは使用済み器具を洗剤と水できれいに洗浄した後、殺菌消毒液に充分に浸すことでしっかり滅菌します。又、滅菌・消毒し切れない血液や有機質は、この段階で分解させ、後の超音波洗浄をより効果的なものにします。
2・超音波洗浄機
根の治療で用いるヤスリや歯・入れ歯を削るバー(タービン・エンジン)は構造上、「目に見えない汚れ」もたくさん付着しています。薬液殺菌だけでは充分とは言えません。第2段階では、目に見えない汚れを完全に落とす為に、再度消毒液の中に漬け込みながら超音波振動(洗浄機)で汚れを落とす工程を採用しております。
3・パッキング
滅菌・洗浄された医療器具は滅菌パックの中にパッキングし、最終的な滅菌消毒を行います。
4・オートクレーブ(熱による殺菌滅菌)
パッキングされた医療器具をオートクレーブと呼ばれる高温高圧滅菌器に入れ、121℃・2気圧・20分若しくは、132℃・気圧・3分で高温高圧処理し、ここで全ての微生物を殺します。
歯科青木の「4段階完全滅菌消毒が出来る体制」
タービンは100本以上の本数を導入
消毒滅菌用器具以外にも入念に洗浄が必要なタービン・エンジン(「キュイーン」という音のする歯を削る器具)は、洗浄に時間を要しますが、来院される患者様が多くなると使用頻度が高くなり、しっかり滅菌消毒されないまま、使用される恐れもあります。
当医院は、1本当たりの導入単価は決して安価ではありませんが、患者様の安心安全には換えられない想いから100本以上の本数を導入し、余裕を持って4段階完全滅菌消毒が出来る体制を整えております。
歯科青木は、徹底した衛生管理と安心安全な治療を提供することが当たり前であり、大切なことと考えております。